2026年 01月 21日
喪失の悲しみを引き受ける
先日、テレビを観ていたら
妻に先立たれた高齢者の男性の
日常を追ったドキュメンタリー
が流れていた。
部屋隅に山積したビールの空き缶
所狭しと置かれたゴミ袋
その隙間に敷かれた万年床
夫は妻の遺影の前で
涙を拭っていた…
ひとりでもしっかりと
危なげない老後を歩んでおられる
男性はたくさんいらっしゃる
とは思うけれど、
もし私が先立ちしていたら
夫はどうだっただろうか…
と思わずにはいられない光景だった。
娘は
「お父さんのためにも
お父さんが先で本当によかった」
と言った。
吉村昭が亡くなられたあと
生前、親交のあった城山三郎の
『そうか、もう君はいないのか』を読んだ
娘さんも同じようなことを
母である津村節子に言ったという。
生命科学者であり
エッセイストとしても著名な
柳澤桂子も
半世紀を超える原因不明の病を
抱え苦しんでいたご自身を
傍で支え続けた夫への
せめてもの恩返しの気持ちとして
夫を見送り、喪失の悲しみは
自分で引き受けたい、
と書いておられた。
体力、思考力、判断力など
さまざまなものを失い続ける老年の途上で
追い打ちをかける最大の悲しみは
大切な人を失うことだ。
夫が亡くなっても
悲しみの欠片もない、
という人たちも周りにいて
悲しみがないことの
羨ましさをしみじみ感じるけれど、
生前どんな関係性であっても
長く暮らしを共にした人を失うのは
半身無くなったような淋しさが
心の奥処にきっとある、
と思うのは世間知らずの
甘ちゃんゆえの驕り
なのかもしれない、
とも思う。
感傷が保たれるような
環境に居られた半生に
まずは感謝である。
VINさん、こんばんは。
>老年の途上で追い打ちをかける最大の悲しみは大切な人を失うことだ。
本当にそうだと思います。
VINさんおっしゃられるように、あまり悲しまない方もおられて、人それぞれなんですね。
元学友は昨年伴侶を亡くされました・・・
仲の良いご夫婦で(お子様はいらっしゃらない)心配していたのですが、
やらなきゃいけないことが多すぎて(実母さまの介護も)考えないようにしておられるようです。
私も多分、やることが非常に多すぎて悲しんでいられないとも思います。(明日も職人さんがみえます)
しかし、VINさん型だと思います。
ようやく気を使わない関係になれたので(長い年月がかかりました)出来るだけ長くとは思いますが私も甘ちゃんですので(;^_^A
悲しがらないお友達は、とにかく行動力があり、お友達が多いような・・・
読書などしなくて、外へ外へ出られる方が多いような・・・???
かといって、出歩いてばかりはいられないし・・・
どうしましょう(;^_^A
>老年の途上で追い打ちをかける最大の悲しみは大切な人を失うことだ。
本当にそうだと思います。
VINさんおっしゃられるように、あまり悲しまない方もおられて、人それぞれなんですね。
元学友は昨年伴侶を亡くされました・・・
仲の良いご夫婦で(お子様はいらっしゃらない)心配していたのですが、
やらなきゃいけないことが多すぎて(実母さまの介護も)考えないようにしておられるようです。
私も多分、やることが非常に多すぎて悲しんでいられないとも思います。(明日も職人さんがみえます)
しかし、VINさん型だと思います。
ようやく気を使わない関係になれたので(長い年月がかかりました)出来るだけ長くとは思いますが私も甘ちゃんですので(;^_^A
悲しがらないお友達は、とにかく行動力があり、お友達が多いような・・・
読書などしなくて、外へ外へ出られる方が多いような・・・???
かといって、出歩いてばかりはいられないし・・・
どうしましょう(;^_^A
2
★ゆりさん、コメントをありがとうございます。
連日寒波襲来のニュースが流れています。
雪の多い地方の大変さを目の当たりにしてゆりさんの暮らしを想像しています。
>ようやく気を使わない関係になれた・・・
そうなんですよね、ワガママな夫ではありましたが、私もやはり気を使わなくていい関係が築けていたので淋しいです。
旧家にいらっしゃるゆりさんとは比べようもありませんが、夫亡き後はやることが目白押しでした。
相続関係は10か月以内という制約もあり、亡くなった直後から役所関係、銀行関係など山ほどあります。
周りから証券会社に次いで銀行関係はゆうちょが面倒と聞いていたので、夫が入院中に許可を得てゆうちょの通帳中身をゼロにしていたのでラクだったのですが、各銀行それぞれの解約や相続のやり方が違って多くを学び、自分の銀行は最小限にしました。
友人は子どもさんたちには分割せずすべて友人が相続したので楽だったようですけど、我が家は会計士さんに依頼して二次相続をある部分避けて遺産分割もしたので余計大変だったかもしれません。
不動産登記変更は私が何度か法務局に通って司法書士さんの手を借りずにやりました。
平凡なサラリーマン家庭でもやることが山ほどで一年間は合間に悲しむ、という感じでした(笑)
よく一年を切り抜けたなあと思いますけど、すべて人任せでいたら私の生きるスタンスが崩れていたかもとも思います。
ゆりさんはまだ起こらないことに身構えるのではなく、今日を楽しく過ごしてくださいね、きっとそうされているだろうと思っていますけど(笑)
連日寒波襲来のニュースが流れています。
雪の多い地方の大変さを目の当たりにしてゆりさんの暮らしを想像しています。
>ようやく気を使わない関係になれた・・・
そうなんですよね、ワガママな夫ではありましたが、私もやはり気を使わなくていい関係が築けていたので淋しいです。
旧家にいらっしゃるゆりさんとは比べようもありませんが、夫亡き後はやることが目白押しでした。
相続関係は10か月以内という制約もあり、亡くなった直後から役所関係、銀行関係など山ほどあります。
周りから証券会社に次いで銀行関係はゆうちょが面倒と聞いていたので、夫が入院中に許可を得てゆうちょの通帳中身をゼロにしていたのでラクだったのですが、各銀行それぞれの解約や相続のやり方が違って多くを学び、自分の銀行は最小限にしました。
友人は子どもさんたちには分割せずすべて友人が相続したので楽だったようですけど、我が家は会計士さんに依頼して二次相続をある部分避けて遺産分割もしたので余計大変だったかもしれません。
不動産登記変更は私が何度か法務局に通って司法書士さんの手を借りずにやりました。
平凡なサラリーマン家庭でもやることが山ほどで一年間は合間に悲しむ、という感じでした(笑)
よく一年を切り抜けたなあと思いますけど、すべて人任せでいたら私の生きるスタンスが崩れていたかもとも思います。
ゆりさんはまだ起こらないことに身構えるのではなく、今日を楽しく過ごしてくださいね、きっとそうされているだろうと思っていますけど(笑)
VINさん、こんにちは。
今が一番寒い時期ですね。
私も自分のほうが先に逝きたいです。
面倒な手続きが終わったら、きっとどうしようもない寂しさに襲われ虚脱状態になってしまうでしょう。
男なんて意外と弱いものです。
伴侶が亡くなっても悲しみの欠片も無い人というのは、強いのではなくていい意味で鈍感なのでしょうね。
それとも何かにかまけて気を紛らわせているのかもしれません。
いずれにしても、その人のこころの内は正確にはわかりませんね。
汝啼泣せよ、と言いますが、泣くことも感情のバランスを保つのに必要なのだと思います。
生前、些細なことで喧嘩をしても、もう喧嘩する相手が永遠にいないのは遣り切れない気持ちになるでしょうね。
蝋梅の花の香りが、ひと足早く春を告げていますね。
今が一番寒い時期ですね。
私も自分のほうが先に逝きたいです。
面倒な手続きが終わったら、きっとどうしようもない寂しさに襲われ虚脱状態になってしまうでしょう。
男なんて意外と弱いものです。
伴侶が亡くなっても悲しみの欠片も無い人というのは、強いのではなくていい意味で鈍感なのでしょうね。
それとも何かにかまけて気を紛らわせているのかもしれません。
いずれにしても、その人のこころの内は正確にはわかりませんね。
汝啼泣せよ、と言いますが、泣くことも感情のバランスを保つのに必要なのだと思います。
生前、些細なことで喧嘩をしても、もう喧嘩する相手が永遠にいないのは遣り切れない気持ちになるでしょうね。
蝋梅の花の香りが、ひと足早く春を告げていますね。
VINさん、確かにどのお家にせよ相続は大変です。
今から、一応私のほうが若い(笑)ので夫の意向も恐る恐る聞いてはおりますが・・・
相談すべきことは沢山ありましても、本人目の前にして失礼だと思いますし、
そんな話で負担をかけず一日でも長生きをしてほしいと思いますし・・・
そしてカロンさん >いずれにしても、その人のこころの内は正確にはわかりませんね。
これは言えますね・・・
大昔、冒険家の植村直巳さんという方がおられましたよね。
アメリカで遭難され、奥様が気丈に記者会見されてた時、夫が言ったのです。
「彼女は立派だ!!あのようにどんなに悲しくても人前では泣くな」って(笑)
人のいないところで泣けばいいからって。若い私には衝撃的な言葉でした。
そして、さだまさしの「関白宣言」という歌。
俺より先には死んではいけないってありましたね。
でも、私は夫を置いて逝けないのではなく、後継ぎが戻るまでは死ねないのです。
それがタスキを受け持つ私の役目なのですから。
カロンさんの文章楽しませて頂いております。
で!1錠増えても死には直結しません!!気楽に楽しくお過ごしくださいね(*^^*)
でも、私もキッチン裏庭のヤマボウシも椿も自分が切れるうちに切りました。
タカノハススキも増えてきてしまいましたので(我が家は何でも芽吹くのです)処分でした。
いつも跡継ぎが少しでも困らないようにとやってるのです。
樹って、静かに大きくなっちゃいますものね。
今から、一応私のほうが若い(笑)ので夫の意向も恐る恐る聞いてはおりますが・・・
相談すべきことは沢山ありましても、本人目の前にして失礼だと思いますし、
そんな話で負担をかけず一日でも長生きをしてほしいと思いますし・・・
そしてカロンさん >いずれにしても、その人のこころの内は正確にはわかりませんね。
これは言えますね・・・
大昔、冒険家の植村直巳さんという方がおられましたよね。
アメリカで遭難され、奥様が気丈に記者会見されてた時、夫が言ったのです。
「彼女は立派だ!!あのようにどんなに悲しくても人前では泣くな」って(笑)
人のいないところで泣けばいいからって。若い私には衝撃的な言葉でした。
そして、さだまさしの「関白宣言」という歌。
俺より先には死んではいけないってありましたね。
でも、私は夫を置いて逝けないのではなく、後継ぎが戻るまでは死ねないのです。
それがタスキを受け持つ私の役目なのですから。
カロンさんの文章楽しませて頂いております。
で!1錠増えても死には直結しません!!気楽に楽しくお過ごしくださいね(*^^*)
でも、私もキッチン裏庭のヤマボウシも椿も自分が切れるうちに切りました。
タカノハススキも増えてきてしまいましたので(我が家は何でも芽吹くのです)処分でした。
いつも跡継ぎが少しでも困らないようにとやってるのです。
樹って、静かに大きくなっちゃいますものね。
★カロンさん、コメントをありがとうございます。
カロンさんのご家庭での立ち位置や社会性を存じ上げないので断定はできないのですが、失礼ながら、きっと先に逝きたいだろうな、と想像はしていました(笑)
男性は仕事以後の世間に迎合する術が乏しい人が多い気がします。
仕事面ではすばらしい業績を残しても、リタイア後の日常とは結びつかないし、かえってジャマになったりしますものね。
話は変わりますが、、
カロンさんが書いていらっしゃった『センセイの鞄』のツキコさん、娘も同じような体験があり、30歳以上上の英語の恩師との淡く微笑ましい交流があまりにも似通っていて小説をなぞったようね、とよく話します。
娘の恩師は交通事故で亡くなり、形見が欲しかったけれど娘さんに言い出せないうちにご自宅を処分されてしまわれたそうです。
娘の家のリビングには亡くなった父の横に恩師の遺影を並べています。
他人からみれば常識の枠の外でしょうけれど、人との繋がりは神秘的で奥深いものだなぁと思います。
カロンさんのご家庭での立ち位置や社会性を存じ上げないので断定はできないのですが、失礼ながら、きっと先に逝きたいだろうな、と想像はしていました(笑)
男性は仕事以後の世間に迎合する術が乏しい人が多い気がします。
仕事面ではすばらしい業績を残しても、リタイア後の日常とは結びつかないし、かえってジャマになったりしますものね。
話は変わりますが、、
カロンさんが書いていらっしゃった『センセイの鞄』のツキコさん、娘も同じような体験があり、30歳以上上の英語の恩師との淡く微笑ましい交流があまりにも似通っていて小説をなぞったようね、とよく話します。
娘の恩師は交通事故で亡くなり、形見が欲しかったけれど娘さんに言い出せないうちにご自宅を処分されてしまわれたそうです。
娘の家のリビングには亡くなった父の横に恩師の遺影を並べています。
他人からみれば常識の枠の外でしょうけれど、人との繋がりは神秘的で奥深いものだなぁと思います。
★ゆりさん、コメントをありがとうございます。
歴史ある旧家を存続させる責務を負われたゆりさんの大変さは想像を超えますが、年が離れたご夫君に負担を掛けず一日でも長く豊かな老後を過ごしてほしいと思われるゆりさんにご夫君はどんなに救われていらっしゃることかと思います。
植村直巳さんの奥様の会見を通してご夫君の妻の理想形を知ったゆりさん、衝撃的だったでしょうけれど、人前で泣くことはやはりたやすいことではないと思います。
ときどき人前で号泣されているのを目にしますが、私自身はできません。
お通夜でも葬儀でも泣くことはありませんでした。
悲しみはもっと深い胸の奥にあってひとりのときにひそかに泣くぐらいです。
カロンさんもゆりさんも庭木の整理、がんばっていらっしゃいますね。
マンション暮らしの私にはベランダの藪椿くらいしか該当しませんが、ベランダのコンテナなどと共に思い切って昨年の暮れに処分しました。
少しずつできるうちに大型ごみに出したりしています。
ゆりさんは跡継ぎにバトンを手渡すという大事業が待っているのですもの、伝えることが山ほどあるでしょう、お元気で役目を全うしなければ、ですね。
歴史ある旧家を存続させる責務を負われたゆりさんの大変さは想像を超えますが、年が離れたご夫君に負担を掛けず一日でも長く豊かな老後を過ごしてほしいと思われるゆりさんにご夫君はどんなに救われていらっしゃることかと思います。
植村直巳さんの奥様の会見を通してご夫君の妻の理想形を知ったゆりさん、衝撃的だったでしょうけれど、人前で泣くことはやはりたやすいことではないと思います。
ときどき人前で号泣されているのを目にしますが、私自身はできません。
お通夜でも葬儀でも泣くことはありませんでした。
悲しみはもっと深い胸の奥にあってひとりのときにひそかに泣くぐらいです。
カロンさんもゆりさんも庭木の整理、がんばっていらっしゃいますね。
マンション暮らしの私にはベランダの藪椿くらいしか該当しませんが、ベランダのコンテナなどと共に思い切って昨年の暮れに処分しました。
少しずつできるうちに大型ごみに出したりしています。
ゆりさんは跡継ぎにバトンを手渡すという大事業が待っているのですもの、伝えることが山ほどあるでしょう、お元気で役目を全うしなければ、ですね。
by VIN0418
| 2026-01-21 16:20
| 日々のこと
|
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